東海道五拾三次之内 京師 三条大橋

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち けいし さんじょうおおはし

大正期の京都

大正期の京都「東海道(東海道五拾三次 広重と大正期の写真)」より

江戸より124里半(約492㎞)、この加茂川に架かる三条大橋を渡れば京都です。三条大橋は長さ57間2寸、巾4尺1寸で、一部は石製の基礎杭を初めて使った橋であるといわれています。橋の上には雅やかな姿も見られ、そこを渡る人々の取り合わせもおもしろいです。遠景には東山36峰と比叡山が描かれています。当時、江戸・京都間を普通に歩けば十数日の工程であったといわれています。