東海道五拾三次之内 草津 名物立場

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち くさつ めいぶつたてば

大正期の草津

大正期の草津「東海道(東海道五拾三次 広重と大正期の写真)」より

「うばもちや」は乳母が子を育てるために餅をつくって往来の人に売ったものが評判になった店です。馬子や駕籠の出入りがたくさんあり、交通の様子がよく描かれています。また、草津は東海道と中山道との分岐点で大変賑わいました。駕籠かきの動く様子と旅人が店先で一服している静の部分が対象的です。