東海道五拾三次之内 土山 春之雨

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち つちやま はるのあめ

大正期の土山

大正期の土山「東海道(東海道五拾三次 広重と大正期の写真)」より

土山宿を出て、四町ほどの所にある松尾川に、15間ばかりの橋が架けられていました。この付近は雨が多く、春の雨の中を行かなければならない行列と、水量を増して流れの激しい河が描かれています。箱根に匹敵する難所です。