トーマス展とスコーン

好きな国はと問われたら、イギリスと即答する木村です。

私が愛してやまないイギリスが生んだ人気キャラクター「きかんしゃトーマス」。

その原作出版75周年を記念した展覧会が新潟市美術館で開催されていますので、見に行ってきました。

訪れてみるとなんて楽しい空間でしょう。

絵本の挿絵原画をはじめ、人形劇の撮影に使われた貴重な小道具がたくさん展示されていました。まるでおもちゃの国に迷い込んだようです。

原画は色彩鮮明でついさっき塗ったような発色の良さ。

新潟の鉛色の冬空、無彩色の世界に目が慣れていたので、パキっとした色調が心地よい!くすみカラーなんて使ってないのがいいんだよなあ。

 

このほか動くおもちゃがあったり、日本語版の動画があちこちで上映されていたり、トーマスの声やお馴染みのメロディーがいたるところで聞こえて賑やかでした。

 撮影OKのところ

 

実は私、これまでトーマスのお話を見たことがありませんでした。もちろんキャラクターの存在は知ってましたが。

トーマスってアンパンマンのような正義のヒーロー、良い子的存在なのかと思っていましたが、そうでないんですね。他の機関車にいじわるしたり、怒ったり、失敗して落ち込んだり、人間くさい(機関車だけど)。

ファンタジーだけどどこか現実の人間社会をみているようで面白かったです。

 

館内は子連れの家族客で賑わっていました。小さな子供が展示に夢中になっている姿って、愛おしい光景です。

幼い頃から地域の美術館に通い育つなんて素敵ですよね。

 

すっかりイギリス熱があがった私。大好きなイングリッシュスコーンへの愛も再熱して食べまくっています。

ジャムとクロテッドクリームをた〜〜〜〜〜〜っぷり塗って。

確実に太るやつです。ああ、本場で食べたい。

 

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