日本モンゴル国外交関係樹立50周年記念「モンゴル絵画・墨蹟展」

日本とモンゴル国が外交関係を1972年２月24日に樹立してから、50年になります。

半世紀に一度の節目である本年を、これまでの50年を振り返り、次の50年に向けての礎・絆をつくる年としたいと考えます。

外交関係樹立の1972年からモンゴル国が民主化する1990年まで、両国は政治体制が異なることによる制約を受けながらも交流・協力を発展させました。

その後、1990年にモンゴル国が民主主義・市場経済に移行すると、両国の関係は飛躍的な発展を遂げ、今や、日本とモンゴル国とは、普遍的価値を共有する地域の重要なパートナーとなり、政治、安全保障、経済、文化など幅広い分野で緊密に連携しております。

そのような中で、日本では民間友好団体、経済団体、名誉領事等が幅広く参加する50周年記念実行委員会が結成され、50周年を盛大に祝賀すべく積極的に取り組まれています。

そんな中、新潟県内においても、各種記念行事が計画されております。50周年記念事業・行事等の取組みが多くの方々に伝わり、ひいては両国国民間の相互理解の更なる深化につながることを期待しております。

新潟では「琴倫ピック」が行われます。主催する㈱琴源社長の金子秀樹さんが頑張っておりますが、皆で応援・協力して成功させたいと思います。

また、「モンゴル絵画・墨跡展」も行われますが、先人たちが蒐集した絵画や新たに制作された絵画・それに親しいモンゴル国現代書道の作品を展示し、50周年記念事業・行事を盛り上げていくとともに、「戦略的パートナー」である両国の友好・協力関係を一層深化させるべく尽力していきます。

併せて、在新潟モンゴル国名誉領事館も設置15年を迎えたこともお知らせし、日本の北東アジアの拠点新潟県とモンゴル国との絆がゆるぎないものとなっていくことを確信しております。