展覧会情報
山田一郎展 越後風土の詩情
-風景の風と光を求めて-
この度の展覧会は、洋画家・山田一郎さんの個展です。
山田一郎さんは幼い頃から絵画に興味を持ち、自然に絵筆とペインティングナイフを握るようになりました。1963年には中学3年生で新潟県美術展覧会に初入選。光風会では、1970年 初入選、1984年 奨励賞受賞、2009年・2012年・2014年に会員賞を受賞、日展においても入選を重ねる素晴らしい業績を築いてきました。さらに2020年には長年にわたり芸術文化の向上に貢献したことで新潟県知事表彰を受け、現在は光風会評議員、日展会友、新潟県美術家連盟理事長を務めるなど、活躍しております。
この度は、中学生で初入選した「船」を含めた初期作品から、終生のテーマとしている「果樹園」シリーズ、それに加え本展覧会のために描いた最新作まで約30点を展示いたします。
その中には、山田さんがとりわけ好む真っ白な雪に覆われた果樹園が含まれています。厳しい冬に耐えた木々にわずかな春のきざしを感じ取り、冬から春へ移ろう季節の移り変わりを繊細に描写した作品をご覧くださるようお願い申し上げます。
開催案内
- 会期
- 2022年10月6日(木)~12月1日(木)
- 入館料
- 一般500円、中学生以下無料
- 休館日
- 日曜、祝日