開催中の展覧会

ヒスイ文化を読む

久々の科学展示の題名は、「ヒスイ文化を読む展」です。今回が2回目の開催となり、更に内容を充実させた展示となっています。

 1回目は、平成10年7月から8月にかけて開催いたしました。

新潟県と富山県との県境の西頚城郡青海町の「青海総合文化会館(きらら青海)」と「青海町自然史博物館」が、共に青海町の宝物だった頃のことです。

その頃、きらら青海では、知足美術館の「東海道五拾三次」の展示会を開催し、好評を得ました。

最初のヒスイ展ではヒスイ文化の観点から古墳とヒスイを結びつけ、模擬住居なども設けた展示でした。青海町自然史博物館蔵品を中心に、今年で生誕100年となった茅原一也先生が日頃から学術協力していた青海町役場の全面的な協力で開催されました。この頃は茅原先生もすこぶるお元気で、自ら先頭に立って展示にも協力してくださいました。

その後、青海町自然史博物館は、糸魚川市、能生町、青海町の合併に伴い、「青海自然史博物館」となり、平成26年3月をもって閉館しました。展示物や展示内容などは糸魚川フォッサマグナミュージアムへ移動し、貴重な資料として活用されています。

あれから25年近くの年月を経て、再び開催されることになった今回の「ヒスイ文化を読む展」は、糸魚川市長 米田徹様のご厚意を頂き開催できました。また、同市のフォッサマグナミュージアム館長 竹之内耕さんはじめ、同市関係者の皆様には多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたびの展示では、文化的な観点よりも科学技術的な面から捉えております。

本館展示室ではヒスイを中心に展示し、予備展示室では茅原一也先生が発見したフォッサマグナ断層を主としたフォッサマグナパーク、そして世界ジオパーク関連の資料を展示しております。

これらの展示品は上越地区の糸魚川市ではいつでも拝見できますが、下越地区では滅多に見ることができません。

展示品も決して十分な数とは言えませんが、せっかくの機会です。日本の宝石の原点であるヒスイの歴史と、その輝きや色合いをたっぷりとお楽しみ頂きたくお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

開催案内

会期
2021年3月15日(月)~5月9日(日)
開館時間
10時~17時
入館料
一般:500円、中学生以下:無料
休館日
会期無休
主催
公益財団法人 知足美術館